「悪役だけど、信念を曲げずに貫いて死んでいったところが魅力的」

友人たちとの会話の一部です。(映画の話)

やってることは滅茶苦茶で、非常識的且つ非人道的で許されることではないけれど、その行為にはその人なりの信念があり、そしてそれは全く理解できないわけではない。

ただ信念を貫く方法は共感できなくとも、しかしその揺るぎない姿勢と意志の強さには拒めない良さがある。

人はゆらゆら陽炎の如く揺れるものです。

心がそうだからです。

あれこれいろんなことを考えて、笑ってみたり、泣いてみたり、怒ってみたり、喜んでみたりします。

好きになったり、嫌いになったり、面白いと思ったら飽きてしまったり。

移りゆく季節のように移ろいやすくそれが自然とも言えます。

でもだからこそ、追い求めるのでしょう。

誰しも自分にないものにこそ価値を高めます。

決して曲がらず、迷わず、貫き通せる「何か」が欲しいのでしょう。

「私はこの為に生きているんだ」

という実感が欲しいのかもしれません。

カリスマ性のある人物というのは、揺るぎない何かを持っている人のことを言うのかもしれませんね。

そして、そういう人に憧れて、自分にないものを求めて、人は集まるのかもしれません。